短い方が良い。
プログラミングしている人が、一度は聞いたことがあり、また実践している言葉にプログラムは短い方がよいというのがあります。まぁ、短い方が動作時間も短くなり、デバッグもしやすいという理由で、短くて悪いことはないと言うことで、プログラマは常に心がけるよう言われたりするものらしいです。*1
これには、日常生活にも通ずるもので、簡潔な文ほど理解しやすく、速く的確に伝わると言われているのと同じですね。
だからといって、言葉もプログラムも。5W1Hを損なっては本末転倒です。プログラムも短くする過程で、何処か意味を損なえば動かなくなります。同じ意味を如何にして損なわず短くするかというのは非常に重要な事だと思います。だからこそ、難しい試験ほど国語の問題に、要約する問題があるのかもしれません。
一般的にコンピュータを扱うのには、数学が必要と思われているのもあり、プログラマーになるには数学ができないと駄目だ。という考え方があるようですが、実際は数学ができなくてもプログラミングはできます。プログラミングにおいて、高校レベルで習う高等数学が必要な分野は大まかに言うと、ゲームソフトやグラフ作成ソフト程度です。*2
コンピュータが単なる計算機では無くなってきている現代においては、プログラムは高等言語です。高等計算式ではありません。
私は数学ができるから、国語*3ができなくてもプログラマになれるだろう。と言う考えでは、プログラマにはなれても評価は低いです。
数学が多少できなくとも、国語ができればプログラマにはなれます。また、綺麗で解りやすいソースコードを書く人間は重宝されます。
年配のプログラマが「最近の若いプログラマは使えない奴が多い」ともらす背景には、若者の国語力不足があるのかもしれません。