EBtの注意点

 一般的に使い方が難しいーとか、ツリー構造が特殊でわかりにくーいとか言われているEBtですが、実際そうでしょうか?

 EBtの特筆すべき点は、左側画面はツリーであって、ツリーではない。というところです。本来ツリーはノードが存在し、その下にリーフが存在します。
うまく表示されるか解りませんがこんな構造です。

ノード1
 |―リーフ1-1
 |―リーフ1-2
 |―リーフ1-3
 |―リーフ1-4
 |―リーフ1-5
ノード2
 |―リーフ2-1
 |―リーフ2-2
 |―リーフ2-3

 このように、フォルダー分けされたファイルのようになっています。フォルダーに"日記"と言う属性があれば、その下に日記とされるメモが存在するのです。

 じゃあEBtは?というと、EBtは全てがノードでありリーフでもあるのです。要はツリービューになっていますが、あれは厳密に言うとツリーではありません。ツリーというより、EBt内にメモによって構成されるネットワークだと思って下さい。メモの下に、そのメモに関連したメモをぶら下げることができるのです。そのため、アウトラインエディターでもなくリンクメモです。

 例えば↑の図で、ノード2以下になっているリーフ2-1の内容がリーフ1-4と関連していたとしましょう。すると、EBtではリンクを張るようにこのようなツリーにできます。

ノード1
 |―リーフ1-1
 |―リーフ1-2
 |―リーフ1-3
 |―リーフ1-4
 |  |―リーフ2-1
 |―リーフ1-5
ノード2
 |―リーフ2-1
 |  |―リーフ1-4
 |―リーフ2-2
 |―リーフ2-3

 解りますでしょうか?リーフ1-4のしたに関連性のあるリーフ2-1が存在します。同じく、リーフ2-1以下にも1-4が存在します。
 このように、一つのメモと関連のあるメモをツリーで視覚的に表示できるソフト、それがEBtです。一つのメモが、様々なメモと関連があったり、様々な属性を持っている場合に、EBtはその素晴らしい力を発揮します。(ちなみに、私はこのEBtの構造を利用したファイル管理ソフトがあると良いなーと思います。(まぁ作ってしまえば良いのですがw))

この件はいずれ別ページにまとめるとしましょう・・・